えー、最近、松本市美術館へ草間彌生展見に行ったり、
山梨の友人宅まで行ったり、岐阜県美術館のバス旅行に参加したりと、
ちょっと浮かれすぎているなって反省はしていたんですがー。
11月18日(日)、碧南市藤井達吉現代美術館へ
「川崎市岡本太郎美術館所蔵作品による
エネルギー充填(チャージ)!我らに伴走する岡本太郎展」を
見に行ってしまいました。
岡本太郎 1911年~1996年
去年2011年が生誕100年ということで、NHKのテレビドラマを初め、
様々な特集がありましたね。
碧南市藤井達吉現代美術館へは、去年9月4日(日)に、
「画家たちの二十歳の原点」展を見に行き、
次の企画展の「抱きしめたい! 近代日本の木彫展」も見に行きました。
その時に書いてきたアンケートで、案内チラシ希望ってしてきたので、
企画展のチラシを郵送してもらえるんです。
遠くて行けないことが多いので、ちょっと申し訳ないんですが。
この岡本太郎の展覧会、面白そうだなって。
郵送するために三つ折にすることを考えたチラシのデザイン、いいですね。
ここの展覧会はキャッチフレーズ(?)が素敵だなって思います。
で、草間彌生展見て、そのパワーに圧倒されて、
岡本太郎ってなんとなく草間彌生と雰囲気が似ているんじゃないかって。
ちょっと見に行って見たいって思ったんですよね。
25日(日)までなら今日行かないとなーって思いながら、
だらだらと過ごしていましたが、昼過ぎにダンナ誘って車で出かけました。
岐阜各務原ICより東海北陸自動車道・名神・名高速16号一宮線・名高速6号清須線・
名高速都心環状線・名高速3号大高線・知多半島道路の阿久比ICへ。
(高速道路、よくわからないし、ETCもナビもついていない車なので、
途中の料金所でモタモタしつつ、なんとか走りました。
ダンナは免許持ってないし、ナビもできないので、全く頼りになりません。)
阿久比ICから衣浦大橋渡って、高浜のかわら美術館のところを右折。
そのまま碧南の臨海体育館まで走ればよかったのですが、早めに曲がってしまったので、
古い街道を走って、碧南市藤井達吉現代美術館へ。
駐車場がいっぱいで、警備の方が近くの臨時駐車場の地図を配っていました。
年配のご夫婦や、家族連れなど、こじんまりした美術館が鑑賞者でいっぱいでした。
(市内在住・在学の小中学生・高校生、市内在住の65歳以上の方などは無料とのこと)
チケット一般600円でした。2階から見て行きます。
最初に、岡本太郎の代名詞とも言える「太陽の塔」
50分の1モデルが展示されていました。
(チラシ裏面 クリックで大きくなります)
そして、パリ時代の《空間》と《傷ましき腕》
どちらも制作年代にスラッシュが入っているのはなぜか?
《空間》は1934/54
《傷ましき腕》は1936/49
これらはパリで描かれ、日本に持ち帰った作品だが、戦災で自宅ごと焼けてしまい、
再制作された作品とのこと。
つまり、スラッシュの前の数字が初めに描かれた年を、スラッシュの後が再制作された年だそう。
どちらも一目見たら忘れられない強烈な印象の絵(特に《傷ましき腕》の迫力はすごい)
収容所生活を経て復員してきた岡本太郎がこれらパリ時代の絵が焼けてしまったことを
知った時の気持ちはどんなだったろう‥‥と。
これ以降の岡本太郎の絵は、「あっ岡本太郎だ」というパワーには満ち溢れているけど、
正直、どれも同じような印象だったんですよね。
メキシコのホテルのために制作された壁画《明日の神話》の5点の下絵のうち
いちばん大きな最終下絵が展示されていましたが、
これで下絵?って大きさ(177.0×1085.0cm)で、充分大きくて迫力でした。
《明日の神話》30mを越す巨大壁画で、制作の後行方不明になっていましたが、
2003年に発見され、日本に運ばれて修復、京王井の頭線渋谷駅連絡通路に設置されました。
犬山のモンキーパークにある《若い太陽の塔》のモデルも展示されていました。
懐かしいなぁ。最近修復されたと聞くし、久しぶりに見てみたくなってしまいました。
一階の展示室には《座ることを拒否する椅子》とか、
ライターと灰皿のセットの《火の接吻(金)》
ポットや水差し、ティーカップといった品など
多面的な活動が紹介されています。
パネル写真で、愛知県にある岡本太郎のパブリック・アートが紹介されていました。
2階にモデルも展示されていた犬山市モンキーパークの《若い太陽の塔》
「なんでも鑑定団」で話題になった《梵鐘・歓喜》がある久国寺は名古屋にあるんですね。
黄色い陶でできた《午後の日》がカワイイ!
この作品、ブロンズでできたものが岡本太郎の墓碑にもなっているんですよね。
こじんまりした美術館で、展示もそんなに多くないので、岡本太郎のパワーが
イマイチ感じられないかなって気もしましたが、多くの地元の方(?)がいらしてて、
正直、子供たちが動き回るのにはハラハラすることもありましたが、
岡本太郎は、芸術は広く社会に開かれていくべきだという考えだったのだから、
これもいいのかなって。
私には岡本太郎は太陽の塔や、テレビで「芸術は爆発だ!」なんてやってた
タレントのような存在なんですが(岡本太郎の対談の会場に行ったことがあります)
今の子供や若い夫婦にはどう感じられるのだろうかって。
ロビーに岡本太郎のがちゃがちゃがあったので、1回やってみました。300円
《リボンの子》が出てきました。
『岡本太郎生誕100年』を記念して制作されたミニチュアモデルで、
認定書まで入ってました。
せっかくなので、地下一階の藤井達吉の常設展示も見ました。
和歌の文字と絵が一体となった風雅な掛け軸が並んでいました。
碧南市藤井達吉現代美術館: http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/
↧
碧南市藤井達吉現代美術館「岡本太郎」展へ
↧