10月6日(日)、大阪・中之島にある国立国際美術館の
「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵
貴婦人と一角獣 展」へ行ってきました。
展覧会のことは前記事に書いたので、
その周辺のことを。
西岐阜駅9時55分の米原行きに乗り、米原で新快速姫路行きに乗り換え、
12時13分に大阪駅に着きました。
国立国際美術館は大阪駅からチラシでは「徒歩20分」と表記されていました。
ま、こんな写真を撮りつつ歩いていったので、もう少しかかったかも‥‥
おのぼりさん丸出しですね。
エントランスのオブジェがいいカンジ。
道路も公園のように並木や植栽がきれいです。
丸いビルを高速道路が貫いています!
シャープな高層ビル。
田蓑橋の北にあった「蛸の松」という表示。
枝ぶりが蛸が泳ぐ姿に見えることから「蛸の松」と呼ばれるようになったと。
これがその「蛸の松」 但しこれは新しく植えたものだそう。
田蓑橋の北のビル
田蓑橋より下流を望む
前記事にも載せたけど、国立国際美術館
地上部分はオブジェのようなエントランスのみで、
展示室等は全て地下にあります。
隣は大阪市立科学館
赤いモニュメントは清水九兵衛(きよみず きゅうべえ)
《 CORRESPONDING FORM 2 》
「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵
貴婦人と一角獣 展」を見終わって、
地下2階のコレクション展へ。
前回「エル・グレコ展」で行った時は、そちらより地下2階でやってた
宮永愛子の展覧会の方が良かったくらいなんですが、今回は‥‥うーん。
戦後の彫刻を素材という観点から、ブロンズ、石、木、鉄、アルミと分けて
展示してあるんですけど‥‥なんか印象が散漫というか。
木の部屋には舟越桂《傾いた雲》があったけど、なんかあまり心に響かなかった。
展示方法のせいなのかも知れませんが。
鉄の部屋で青木野枝の作品があったのには、
あら青木さんの作品だってスグわかりました。
そして、1990年以降の関西の作品からって広い部屋の作品は、
中ハシ克シゲの作品なんか、ちょっと笑っちゃうというか。
あいちトリエンナーレの長者町あたりに出してる若い作家の作品のようで、
背景がもっと雑多なところだとそれなりに面白いんだろうけど、
こんな広くて白いところだと、空疎さの方が目に付いてしまうというか。
(あ、でもまだ中ハシ克シゲさんのは印象に残っただけいいのかな)
展覧会見終わって、かなりお腹も空いて、美術館のレストランが
雰囲気良かったんだけど、待ってる人もかなりいたので、
探しながら駅に戻ろうと、美術館を出ました。
来たときとは別の道を通ろうと路地を入っていくと、
工事中の柵のところにこんな看板を発見。
グタイピナコテカ跡(北区中之島)
【大阪市顕彰史跡第178号】
「昭和37年(1962)、吉原治良(よしはら じろう)が自ら所有する江戸時代末期の土蔵の内部を改造して設立した現代アートの美術館である。吉原は明治38年(1905)大阪淀屋橋の生まれで、製油会社の社長という実業家である一方、画家であり、前衛美術運動に指導的役割を果たした。グタイピナコテカ(GUTAI PINACOTHECA)は大阪万博が開催された昭和45年(1970)の都市計画によって取り壊されるまでの7年半、吉原を中心とした「具体グループ」の作品だけでなく、内外の現代美術作品を展示し、日本における現代アートのメッカとして世界各国の美術関係者に知られていた。」とのこと。
この高層ビルもカッコイイなーって写真撮りながら川沿いを歩いていくと、
川向こうにレトロなビル発見。「里山カフェ」って書いてあります。
ちょっと興味をひかれて肥後橋を渡って表側に回ると、
おぉ!なんかすごく私好みでいい雰囲気!!
そして、看板に書かれているメニューがお値打ちだったので、
思い切って(私一人ではなかなかこういうお店に入れないんですが)入ってみました。
お食事は4種類のうち2種類しかできませんが‥‥って言われて、
そのうちの「かぼちゃのコロッケ」ご膳を注文。
絵具皿にちょこっとずつ盛り付けられたお惣菜が嬉しい!
そして玄米ごはんと味噌汁が付いて950円
ご膳にはコーヒーとデザートが各100円で付きますってことで、
両方つけてもらいました。
デザートは豆乳プリンをチョイス。トロトロの優しい味でした。
天井の照明もいい雰囲気。(人がいっぱいで店内撮影できなかったのが残念)
雰囲気もいいし、デザートやコーヒー付きで1,150円なのはすごくお値打ち!
後で食べログ見たら、さすが口コミが100件近い!
大阪駅からまた在来線で帰りましたー。
