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Channel: 猫と花の日々
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小さい家「笑ゥ裸 細江万紀展」

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11月15日(日)、岐阜のギャラリー小さい家へ
「笑ゥ裸 細江万紀展」を見に行きました。
MAKIHOSOE.jpg

小さい家から案内ハガキが届いていましたが、
正直、このハガキの絵はちょっと気持ち悪くて、
うーんちょっと私の趣味とは違うかなって思ったんですが、
その日、岐阜まで出てきて、ちょうど時間があったので、
駐車場が空いていたら‥‥くらいで行ったんですが。

いつものように奥のギャラリーの方へ行くと、
1階の座敷がすごく面白いことになってます!!

うわー、なんかおどろおどろしい雰囲気!!
2015-11-15s-(2).jpg
幼稚園児の形に切り取られた板(?)
その影の形に切り取って置かれた新聞紙とアクリル板、
そして照明でできた影とが不思議な空間を作っています。
「蛾になってもいいよ、蝶でもいいよ。」
ってタイトルも意味深なカンジ。

床の間に飾られた絵も不思議な雰囲気。
2015-11-15s-(3).jpg

白い階段を上がって2階へ行くと、また雰囲気がガラリと違います。

2015-11-15s-(5).jpg
いくつかのイメージの違う絵が組み合わさって、
不思議な雰囲気を作っています。
いろんな妄想もできそうです。
下のパネルの「965」って数字は‥‥?
(説明してもらったけど忘れたかも。他にも
絵のタイトルがそれぞれ文学的というか、
その時いいなって思ったけど、忘れてしまった。スミマセン
1階の作品だけは写真に写っていたからわかったんだけどー)

顔が牛‥‥ミノタウロスとか、いろんな想像ができそう。
白い壁にポツンと飾られているところもいいなと。
2015-11-15s-(6).jpg

床にガラス瓶と一緒に置かれていたこの絵も、
ガラス瓶から流れ出てきたようにも見えて面白い。
2015-11-15s-(7).jpg

瓶の水の中に透明な板に描かれた裸婦が入れてあります。
体から内臓を、または子宮から胎児を、
箸でつまみ出しているようにも思えて、
ちょっと気持ち悪いところが面白い!!
2015-11-15s-(10).jpg

このシスターと犬を繊細な線で描いた絵も、
犬の口から舌のように出ているのは手だし、
シスターの胸はあらわだし‥‥!
2015-11-15s-(11).jpg

細江万紀さんは、
1987年 岐阜県生まれ
2010年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
という、若い!!作家さん。これが初めての個展ですか。

しっかりした描写力もあるし、独特の雰囲気も持っていらっしゃるし、
これから楽しみな方ですね。見に行ってとても良かったです。

あ、会期11月22日(日)までなので、もう終わってます。
最近はなかなかブログの記事が書けなくてスミマセン。

小さい家: http://gifulittlehouse.com/


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