4月28日(月)友人と江南の曼陀羅寺公園へ藤を見に行きました。
26日の中日新聞夕刊に
「今年は平年より3日ほど早く開花‥(中略)‥間もなく満開になりそうだ」と
美しい写真とともに紹介されていて、その翌日の27日(日)の朝刊には、
10年前は危機に直面していた曼陀羅寺の藤が、樹医の指導を受けて
三年がかりの再整備をして、見事に再生したという記事が載っていた。
曼陀羅寺はこのあたりでは藤の名所として有名なんですが、
へー、そんなことがあったのかって。
私が前回見に行ったのは2011年
「曼陀羅寺の藤と牡丹」http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-05-03
この時はもう再整備をした後だったんですね。
そーいわれれば、藤棚がスッキリと整備されていたような気もするなぁ。
藤の本数が多すぎるということで、105本の藤を60本にしたとか。
その前見に行った時はいつだったかな?
きれいに咲いていたということしか覚えてないけど。
(その時に牡丹の鉢植えを買ったんですが枯らしてしまいました)
新聞を見て来た人も多いのか、ゴールデンウイークの休日の間の平日なのに
周囲の駐車場もほぼ満車状態で混んでました。
「九尺藤」
その名前のとおり、房が長くて見事です。
こちらは「六尺藤」
「熊野(ゆや)の藤」六尺藤の一種だそう。
「八重黒龍」八重の花が豪華です。「牡丹藤」とも呼ばれるそう。
「黒木(くろき)の藤」これも六尺藤の一種とのこと。
藤だけでなく、シャクナゲも植わっていたり、
牡丹もたくさん植えられています。
牡丹は豪華だけど、すぐに花が崩れてしまうのが残念なところ。
でもさすが「百花の王」と呼ばれるだけあって、華麗な花です。
薄い紅色をしている「本紅藤」成長が遅く、遅咲きとのこと。
「本紅藤」の花
「九尺藤」の長い房
「白カピタン(甲比丹)」早咲きとのことで、花はだいぶ終わっていましたが、
このあたり藤のいい香りが漂っていました。太い幹も風格があります。
「花付きがよく丈夫で立ち木や鉢植えに仕立てやすい」とのこと。
花房は短めだけど、ひとつひとつの花は大きい「白カピタン」の花
こちらの白い藤は遅咲きだそうで、まだこれからです。
「野田白藤」昭和白藤ともいうそう。
「長崎一歳」若木から花を咲かせるので一歳というそう。
こちらは「紫カピタン」育てやすく花付きもよいそう。
再整備で品種ごとにエリア分けしたそうで、花色の違いがわかってきれい。
樹医さんの指導の下に丹精された成果と、天気も時期も良くて、
今回、本当に美しい藤を見ることができました。
↧
江南・曼陀羅寺の藤
↧